対クレルモン戦あとの会見
4月2日、マルセル・ミシュランにて、赤黒軍団は、ヨーロピアンチャンピオンズカップ準々決勝でクレルモンに29ー9にて敗北しました。各紙上、ネット上に公表された会見の一部です。
マイク・フォード、監督:
「まずは、クレルモンさんにおめでとうといいたい。
この負けはこっちにはとても痛い。
クレルモンは後半に圧力をかけてきた、こっちはなかなか自分のテリトリーを出られなかった。
この試合、なんとかならなかったのは残念だ、前半はどっこいどっこいだったのに。
でもそれから、われわれのラインアウトや足でのプレイはだめだった。
ヨーロッパチャンピオンズカップは終わりだ、でもうちの連中に礼をいいたい。よくやってくれた。
我々のシステムを改めて、自分のテリトリーをいち早くでる方法を考えてやられるかわりに相手を締め付けられるようにしなければならない。
今週しっかり練習するさ。」
ギエム・ギラド、フッカー:
「クレルモンの勝利はほぼ彼らの実力に値するものだ。
ナカイタジのはじめのトライはエラーが原因だった。
でもそれがなかったとしても、勝てなかったんじゃないかな。
敵さんは我々の40メートルのなかで我々を苦しめた。
こっちは自分のテリトリーを全然出られなかった。 ASMと反対で。
クレルモンはより強かった、とくにラックのゾーンで。あっちの人数がすくなかったとっころだ。
高水準のラグビーでは繰り返しての攻勢が大事だ。
前半はよかった、大半は守りにまわったけども。
トライのアクションがほとんどなかった。
あっちの22メートルに入れるようで入れなかった。
ホームでプレイすることが重要な要素だったことがわかる。
トゥーロンがチャンピオンだったときは恵まれてた。
でも、すべて諦めるでない。
あとトップ14だ、これからしっかりやろう。」
エリック・エスカンド、スクラムハーフ :
「まったく残念だ。
休憩までよかったんだ、もうすこし走ったら、点がとれたものだと思うよ。
あたまにくるのは、はじめの40分の間は守りばっかりで、後半にはすこしづつあきらめたことだ。
あきらめたとしても、がんばったこの試合の内容に最終のこのスコアはふさわしくない。
クレルモンは我々を打ち倒すよい戦術を知ってた。
彼らは、ちょっとできればいいことをやって勝った。
いま、次のために、この敗北を利用することができなければならない。
この試合はいいことのために悪いことだった、といえるようにだ。
しかし、それまでは、負けたことがつらいのはつらいよ。」
フランク・アゼマ、監督、クレルモン:
「トゥーロンは強い。
この試合は大事だった、トゥーロンに対してだからとくに。
試合の終わりはうれしかったが、でも喜んでばかりでいられない、次の目標があるからね。
前半にできたことはそのあとに続いた。
パニックにもならなかった。
プレイの条件がややこしくても、入れるべきときに点を入れることができた。」
カミーユ・ロペ、フライハーフ、クレルモン:
「この結果をもたらすために試合したんだ。
すべてうまくいったとは言えないが、この成功が最終的でないとしても、約束は果たした。
タイトルを夢みつづけるために、まだ大事なレインスターにたいしての試合がのこってる。
トゥーロンはラックのゾーンではとくに攻勢的でこっちはとまどった。
すべてにかかわらず、われわれは多くのチャンスをつくった。
ふたつの決定的トライがでるまで我々は静かに辛抱した。
フォワードですばらしい貢献がなされた、それが敵をくじき、それは我々の得点につながった。
こんどはレインスターとの準決勝だ。
アイルランドでのプレイで経験つんだ選手からなるいいチームだ。」
モルガン・パラ、スクラムハーフ、クレルモン:
「いい試合とはいえないが、いい戦いだったね。
ボールをしっかり保ってトゥーロンの連中を押しつづけて終盤に決定できた。
トゥーロンがやさしい敵でないのに。
また、天気、雨が邪魔して思うように動けなかった。
抵抗は激しく密度が高かった。両チームとも休憩まではどっこいどっこいだった。
最後まで諦めてはいけないんだ。
チャンスをつくりだせたし、瀬戸際の15ー20メートルに追い詰められることもあまりなかった。」