対クレルモン戦まえの会見

トゥーロン赤黒軍団とASMクレルモン・オーヴェルニュがマルセル・ミシュランにて、4月2日、16時15分開始にて対戦する、
ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ準々決勝まえの会見です。
 
マイク・フォード、監督:
「いつもこうだ、クレルモンにこの準々決勝のために遠征するんだ。
これは興奮させられるチャレンジだ。
こっちは本命にほど遠いよ。
本拠地でクレルモンはとても屈服させにくい。
でも二週間まえ、クレルモンはモンペリエに負けた、バイヨンヌは彼らに30点もとっている。 こっちもそれができよう。
なぜなら、うちには経験つんだ、いい選手がそろってるからな。
クレルモンは立派なチームだが、われわれはそれに追いつこう」
エリック・エスカンド、スクラムハーフ:
「クレルモンは本命だ。
あいつらの、このシーズンのはじめからの調子をみると、こっちのほうがしっかりしてる、なんて言えないね。比べてみればわかるさ。
謙遜と羨みといっしょにそこにいくってわけだ。
今週はちょっと控え目でいるべきだろう。あんまりしゃべりすぎないほうがいいね。
われわれ自身を信じよう。信じてればこそ勝てるんだ。
そうでないと、行っても意味なかろうよ。
あっちの試合や実力を考えると、ややこしい試合になるだろうけど、
なんといっても、準々決勝だからな。
決定的な試合だ、普通とはちょっと違うんだ。」
 
リー・ハーフペニー、フルバック:
「このレースのことはわかってるはずだ。
勝ちたいのはやまやまだが、簡単でない。
集中して準備しないとだめだ。クレルモンは危ないチームだ。
おれはキッカーとしての役割を果たすが、みんなそれぞれ役割がある。
キッカーの練習のローテーションのなかで今週もいつものように準備したさ。」
 
フアン・マルティン・フェルナンデス・ロベ、フランカー:
「興奮してるし、また慎重でもある。
負けたら終わりだ。
みんな、お互いに信用しあってる。
このシーズン、遠征でやられてばかりだったが、こんどは準決勝の80分だからな。
一生懸命練習するだけだ。奇跡はない。」
 
フランク・アゼマ、 クレルモン監督:
「本命だって ?  悪くないよそれは。
ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップのプールでわれわれは一番になった。
いまこの試合で勝つに必要なのはいま、行動であり、力だ。
準々決勝の試合でホームでやられてる。
ヨーロッパの戦いのはじめの結果からみて、この本命の札をもらうのは理にあってる。
それに矛盾はできないよ。」
 
 
オーレリアン・ルジュリー、センター、クレルモン:
「何週間かまえから、できるだけのことをしようと努力している。
とくに決定的なこの試合のために考えるべきいろんなことについて注意をはらった。
われわれが本命であるというのはうそでない。でも、それがやる気をおこさせる要因でもない。
われわれが見せたいラグビーの確信をもっている。
われわれは自分たちのプレイに信用がある。
いま単にラグビーの試合がもつ以上の最終局面のおもしろさがここにある。
われわれがつくってきたもの、それをしっかり見せるべきだ。
この2週間の目的は国際試合からの帰りのあとの最大限の自律と結束をうちたてることだった。
それが十分だったかどうかは、この試合でわかる。」
 
モルガン・パラ、スクラムハーフ、クレルモン:
「一年中我々はこのヨーロッパの偉大なチームと沸き立つスタジアムで戦えるチャンスを得るために努力するんだ。
よろこびを最大に感じながら、それを勝利につなげなければならない。
おおきな力があってこそそれはできる。
この一週間中、ここで準々決勝を受け入れるため、そして我々のファンの前でプレイするために、笑顔をたたえながらも、みずからに鞭打ってた。
興奮はあがってきたけど、80分の間、スタジアムでその全ての力を出しきるんだ。
トゥーロン、またはこのシーズンにミシュランで勝ったチームとの試合だということはあまり意識しない。
この試合は他と同じではないということはあっちもよくわかってるだろう。」
 
 
カミーユ・ロペス、フライハーフ、クレルモン:
「グループはますます円熟している。このタイプの試合の取り組み方にそれはでてくるだろう。
これは他の試合と同じではない。でも、この機会をえる喜びを個人でそして皆とともにたのしみたい。
肉体的にとても強いチームにあたるわけだが、そういうところと戦うべきだ。
ミシュランで受け入れるのは有利だ。この観衆とこのスタジアムで活躍できることは我々にとっても誇りに思える。
この試合のために我々の応援団がいてくれる、ただひとつ大事なことは勝利だ。」