対ラシン戦後の会見

トップ14第5日目、ラシン 92 との対戦にRCトゥーロンは惜しくも41 ー30で破れました。
その試合後の会見です。
デイエゴ・ドミンゲス、マネージャー:
「ラシンはうまかったね。 この敗北をしっかり考えたい。でも、わるいことばかりでもない。
努力は続ける。 でも、肝心なのは締めだ。 われわれもボールを取ったときは、よく保ちつづけたけれども、その調子の先でのうまい締めができなかった。
反対に、ラシンの方は全てうまくいってた。あっちはもっと上手だ。
こっちはスピードに欠けていた。加速ができなかった。
リードもとれてたし、フォワードもよかった。でも、何度もいうけど、締めがうまくできなかったんだ。
よかったのは、選手たちがばらばらでなかったこと。試合の最後にトライが2度できた。
これはよかった。」
ギエム・ギラド、フッカー:
「ラシンのデイフェンスは22メートル内で上手にやった。
わざとボールをのんびり扱うから審判に言ってやったんだ。
サイレンの鳴るときまで前半はたいしたことができなかった。
試合中はずっと暴れ回ってるようでないといけない。
向かい風にあってやりにくかった。3度のトライの3度ともそうだった。
相手の22メートル内でペナルティーを取られたのを除いてはボールをよく保持できた。
カーター選手の足のおかげでこちらの陣地のほうにすぐ戻ってこられたけど。
選手に言ったんだが、ハーフタイムの前にトライできれば、時間かせぎのためになるってね。
一番よくないのは後半のはじめだ。調子よかったのに、もっと攻勢的になれなかっただろうか。
5分の間ボールを保ってたら、そこでトライするべきだった。
そうしてるうちに、相手はこちらを圧迫し始め、ブリス・デュラン選手に突進を許してしまった。
いい試合をやって、逆点してこそほめられるものだよ。」
マキシム・マシュノー、スクラムハーフ、 ラシン 92:
「先週のクレルモンに負けたのを取り返すつもりだった。
そして、今日みごとにやった。先週はこっぴどくやられたけど。
でも、必要な材料がそろってたら、今度はこちらの番だと今わかった。
これから何週にもわたって、ハイレベルの試合をするために、必要な集中力を保たねばならない。」
ローラン・ラビット、コーチ、ラシン 92:
「私個人的には、アタックのコーチとして、このトゥーロンを前にしての勝利に満足している。
(ラシン側のトライが6度) でもディフェンスコーチのローナン・オガーラにとってはちょっと大喜びでもないだろう。 (トゥーロン側のトライが3度)
結局、彼は試合の最後に苦い目にあった。
前半の終わりにも、トゥーロンがとても元気よかった。
われわれは前のシーズンの終盤のリズムにまだ戻っていない。
物理的な問題じゃないだろう。 これは、こころの問題だ。
うまくいかない時はある。でも、それは、こころがあちこちして、集中力に欠けるとそうなる。 
80分間を全うするために、努力することがたくさんある。
これまで、5回の試合の決算は満足のいくものだが、さらに結果を出したい。
本拠地では勝ったが、2度の遠征では勝ってない。これはよくない。
これからの、カストルとブリーヴの2度の遠征では必ず勝たないといけない。」