ファビアン・ガルティエ:「集合的かつ個別的挑戦」

RCトゥーロン監督、ファビアン・ガルティエは、10月15日、マイヨールでのスカーレッツに対するヨーロピアンチャンピオンズカップ最初の試合をまえに会見に応じました。

ファビアン、ヨーロッパの競合をはじめるこの試合、監督としてどう思う?

 
「ちょっと違うことは事実だな。
明らかに、この試合はヨーロッパのカップの中で最もみどころだからね。
レベル、ペース、相手といい、ワールドカップレベルから遠くない真剣味がある。
十分に長い一週間のあとだから、新鮮さをもってあたることができる。
しかし、選手らの間では、別にいつもと違いは感じられない。
同じアプリケーション、同じ集中力がある。」
 
目標はとことんまで行くことかな?
 
「目標はこの試合に向けて準備すること、充実した一週間を過ごすことだ。
身体の準備とラグビーの内容において最も的確であること。
特にデュアン、サム、ロマンのような重要な選手の欠場に適応しなければならないからな。
遠く先のことを見ようとは思わない。
最終的な勝利、本命になれるかどうか、など問題ではない。
つぎの日曜日のマイヨールの試合に集中する。それから何がおこるか知らないね。
この日曜日の試合に必要なことをしなければ、その先を考えることはできないよ。
だから、日曜日の試合にベストを尽くすんだ。」
 
このスカーレッツのチームについてどう思う?

「非常に高いレベルだ。 昨シーズン、プロ12を制した。
6試合にわたって5連勝を飾っていた。準決勝でミュンスターに、決勝でレンスターに勝利した。
ウェールズのほぼ半分だ。
トゥーロンを前に集合的かつ個別的にあたってくるだろう。
トゥーロンのチームのみでなく、トゥーロンの個人に対する戦いを挑んでくるんだ。
そう思うし、選手もそうだろう。」
 
トップ14とヨーロピアンチャンピオンズカップの間のランクの違いを感じてるかい?
 
「クラブと契約サインするということは、クラブと自分自身との取引にサインするということだろ。
この2つの競合をすることができるほど幸運なんだ、そのような質問をしなくてもいい。
日々の内容や身体的な準備などについて、かなり確かな方法論を持って準備している。
そうして進歩している。期待しよう。」
 
どのように後半にチームが陥る空洞を埋めるのかな?
 
「前半の終わりまでにより確固と成果を出しておいて、後半の初めにそれが生きるようにしよう。
前半の終わりにその兆しが現れて、後半には流れをひっくり返すことになる、こんな空洞が出ないようにしようと思う。」