エリック・エスカンド :「ただ、覚悟をきめること」

マルセル・ミシュランにて、4月2日、ASMクレルモン・オーヴェルニュに対戦する、ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ準々決勝をまえに、トゥーロン赤黒軍団スクラムハーフ、エリック・エスカンドが、会見に応じました。
 
エリック、この試合の本命はどこかな ?
「クレルモンに決まってるよ。
あいつらの、このシーズンのはじめからの調子をみると、こっちのほうがしっかりしてる、なんて言えないね。 比べてみればわかるさ。
謙遜と羨みといっしょにそこにいくってわけだ。」
 
 
うちは遠征でついてなかったね。
「まったくだ。今週はちょっと控え目でいるべきだろう。あんまりしゃべりすぎないほうがいいね。
われわれ自身を信じよう。信じてればこそ勝てるんだ。
そうでないと、行っても意味なかろうよ。
あっちの試合や実力を考えると、ややこしい試合になるだろうけど、なんといっても、準々決勝だからな。 決定的な試合だ、普通とはちょっと違うんだ。」
 
この試合で決起がおこることを望んでるの?
「みんながそろって旗揚げすることを願ってる。
練習でとてもそれがありえそうだとみた。 リーダー選手たちも同じだ。
それゆえ確かに思われる、この決起がこの試合で見られるに違いないよ。」
 
この数年、しばしば最後でクレルモンを倒したね。 それがわれわれのために勇気づけになりえるかな ?
「それはメデイアがよくそれを言ってる。
確かなのは我々はあそこで迎え撃たれることだ。
これは戦争だ、あいつらがうちを叩きのめそうと待ってる。
覚悟できてなかったら、こちらには何の勝ち目もない。
もしこの両クラブの間の過去のことに勇気をあたえられるとしたら、もちろんそれはいいことだろう。
でも、いまは、我々の心のなかのそういう残り物に頼れるかどうか確かでないよ。
それはたいしたことでない。覚悟しよう、それだけだ。」