トップ14決勝戦あとの会見

6月4日、スタッド・ドゥ・フランスにての、トップ14の決勝戦あとの会見です。
リチャード・コッケリル、監督:
「クレルモンさんにおめでとうといいたい。
こちらに悔いはない、最後までよく戦った,ほとんど勝っていたんだ。
クレルモンの最初はすごかった、すごいトライをやられた。
でも巻き返した。 勝てる試合だった。 でもうちはついてなかっただけだ。
後半のはじめ、2度のペナルティーキックの失敗や、ゴール近くでのパス失敗とか、細かい不手際だけだった。
選手の努力に感謝している。
いつもは勝利に値する側だ。 今日はクレルモンが勝利に値していた。」
ギエム・ギラド、フッカー:
「苦しかった。
クレルモンの方が優れてるとは言われてたが、今日はそんなこと誰もいわなくなった。
がちんとやられた80メートルのトライのほかは、こちらがやりかえした。
クラブにとってこれはつらい、盛り返すべきだ。
なにしろトゥーロンは、二年間続けてトロフィーをもらわない、などということはないからね。
くやしいよ。
現実的には、こまかいことの総計が、今日の結果を矛盾なく説明してる。
去年は、つまらん試合をやった、今年は、われわれは大試合ができた、それはいい。
でも、現実をみなければならない。
敗北にいくらかの伝説をのこすことは難しいもんだ、ラグビーにはその厳しい法則がある。」
アンソニー・べロー、フライハーフ:
「後半に試合に勝てるはずだった。
2度もゴールポストにボールをぶつけて外にだしてしまった。
試合についてはプレッシャーがなかった。
大変いい試合をやったから自分にもいいレッスンになった。 次はこんなことしないように願ってる。
次のためのいい教訓だろう。」
フランク・アゼマ、クレルモン監督:
「試合はひとつのシーズン全体の縮図だ。
この11ヶ月はとてもつらかった。
最後の瞬間に諦めても不思議でなかったがそうしなかった。
いま、クレルモンの選手と勝利の喜びを分かち合えてうれしい。
いま新しいページをめくるときだ。
7年で2度優勝することができた、いいできだ。 まえは準優勝ばっかりだったんだが。
これで敗者のレッテルは取り除けたろう。
ここに来るための努力をおしまなかったひとたちが、喜んでるのをみるのはうれしい。」
バンジャマン・ケイゼル、フッカー、クレルモン:
「もし試合が比較的制圧できてたとしてもだ、トゥーロンは最後まで手強かった。
さすがに強豪で、手際よかった、それでうちは2度も3度もトライできなかった。
勝ってあたりまえだった、それを鉄のように信じてた。
それなのに、相手がこんなに手ごわかったから、どんなにこの勝利がうれしかったかわからないよ。
おかしいだろう。
最後の、われわれのゴールライン5メートル前でのペナルティーラインアウトは当惑させた。
トゥーロンはさすがだ。
タオ、フェルミューレン、ノヌ、ツイソヴァとかが戦車みたいになだれこんできやがった。
とんでもないよ、まったく。」
 
Sources : conférence de presse d’après-match, Canal+, Rugbyrama.fr.
.